AIRS(アミノインデックス リスクスクリーニング)
-AIRS- 1回の採血でがんを含む三大疾病と認知機能低下のリスクを評価
日本人の死因の全体の50.6%を占める三大疾病、「がん」・「脳卒中」・「心疾患」。
また、65歳以上で介護が必要になる原因として多い「認知症」。
これらの早期発見は、相対生存率の向上や進行の予防に役立ちます。
アミノインデックスは、血液中のアミノ酸濃度バランスから、さまざまな疾患リスクを1回の採血で評価し、その結果に基づき生活習慣に起因する疾病の発見や予防の機会創出をサポートし、健康寿命の延伸に貢献するサービスです。
AIRS(アミノインデックス リスクスクリーニング)を受診すると、たった1回の採血で、アミノインデックス がんスクリーニング(AICS)と、アミノインデックス 習慣生活病リスクスクリーニング(AILS)※1 の検査結果が得られます。
※1 アミノインデックス 習慣生活病リスクスクリーニング(AILS)は、50~100歳の日本人を対象として開発された検査であり、選択を選択された場合のみ結果が報告されます。なお、49歳以下の人は選択できません。
アミノインデックス がんスクリーニング(AICS)とは
アミノインデックス がんスクリーニング(AICS)とは、現在がんである可能性を評価する検査です。早期のがんにも対応しています。
健康な人の血液中のアミノ酸濃度は一定に保たれていますが、不健康な状態では、このバランスが変化することがわかっています。この性質を利用し、血液中のアミノ酸濃度を測定してそのバランスの違いを解析することで健康状態を検査します。
アミノインデックス 習慣生活病リスクスクリーニング(AILS)とは
アミノインデックス 習慣生活病リスクスクリーニング(AILS)とは、10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク、4年以内に糖尿病を発症するリスク、大切な栄養素である必須・準必須アミノ酸が現在血液中で低下していないかどうか、現在認知機能が低下している可能性を評価する検査です。
なお、49歳以下の人は選択できません。
検査の対象
【男性】
検査項目 | 評価内容 | 対象年齢 |
---|---|---|
AICS(5種) | 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん | 25~90歳 |
前立腺がん | 40~90歳 | |
AILS(脳心疾患リスク) | 10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク | 30~74歳 |
AILS(糖尿病リスク) | 4年以内に糖尿病を発症するリスク | 20~80歳 |
AILS(アミノ酸レベル) | 血液中の必須・準必須アミノ酸の低さ | 20~80歳 |
AILS(認知機能低下) | 現在認知機能が低下している可能性 | 50~100歳 |
【女性】
検査項目 | 評価内容 | 対象年齢 |
---|---|---|
AICS(6種) | 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん | 25~90歳 |
子宮がん・卵巣がん | 40~80歳 | |
AILS(脳心疾患リスク) | 10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク | 30~74歳 |
AILS(糖尿病リスク) | 4年以内に糖尿病を発症するリスク | 20~80歳 |
AILS(アミノ酸レベル) | 血液中の必須・準必須アミノ酸の低さ | 20~80歳 |
AILS(認知機能低下) | 現在認知機能が低下している可能性 | 50~100歳 |
検査の概要
- 保険適用外検査
- 要予約
- 費用 27,000円
AIRS(アミノインデックス リスクスクリーニング)を受けられない人
- 妊娠・授乳中の人
- がん患者(治療中を含む)
- 先天性代謝異常の人
- 透析患者
これらの人は検査結果に影響がありますので、検査を受けていただくことはできません。
また、アミノインデックス 習慣生活病リスクスクリーニング(AILS)は、49歳以下の人は選択できません。
お申込み方法
AIRS(アミノインデックス リスクスクリーニング)のお申込みから検査までの手順は以下の通りです。
- 申込み
あらかじめ検査日を予約してください。
ご予約は来院、電話のいずれでも結構です。
常用しているお薬がある場合は、あらかじめご相談ください。 - 前日
検査の8時間前以降、飲食は禁止です。検査結果に影響が出ますので遵守してください。
検査前日の夕食も、肉、魚などの高たんぱくの食事は摂りすぎないようにしてください。 - 当日
飲食はせず、ご予約時間の10分前にはご来院ください。
できるだけ検査当日の朝の運動はお控えください。 - 検査後
検査が終わりましたらご帰宅ください。
検査の結果は後日ご案内いたします。 - 結果
検査の結果はA~Cまでの3ランクで表示されます。もっとも可能性の高いランクCの場合は、精密検査が必要です。
この検査は、がんであるかどうかを判断するものではありません。また、採血時の状態を評価するものであるため、生涯にわたってのリスクを予測するものではありません。定期的な検査が大切です。
なお、詳しくは窓口かお電話でお問い合わせください。